コーヒーの豆の種類、アラビカ種とロブスタ種のそれぞれの違いとは?
こんにちは、ざっくりです。
「コーヒーの豆の種類ってあるの?」って思ったそこのあなた!
実は大まかに分けて2種類に分類されてます。この記事を読めば、ちょっとしたうんちくを語れるようになりますよ(笑)
では早速行きましょう!
「アラビカ種」と「ロブスタ種」です。
アラビカ種
コーヒーの品種は、ざっくり分けて2種類に大別されています。
こちらが「コーヒーのスタンダード」と言えるアラビカ種です。
大体流通しているのがこのアラビカ種、普段口にしているのも恐らくアラビカ種。
コーヒーと言えば、大体がこの品種を使っています。代表格、番長です。
日本に輸入されるコーヒー豆のうち、およそ6割がこのアラビカ種であると言われています。
アラビカ種は、「ストレート向け」で、たくさんの品種改良がされ、産地ごとに味の特色がよく出ています。
味は美味い、けど自然災害に弱く、標高が高い場所でしか作れず、手間がかかり、栽培が面倒という特徴があります。
「美味いんだけど、手間暇かかるし量が少ない」といったところでしょうか?
アラビカ種100%と書かれている喫茶店などがあれば、よい豆を使っているなと考えていいと思います(笑)
次はロブスタ種です。
ロブスタ種
(画像はイメージです)
日本におけるコーヒー豆輸入の残り4割が、こちらのロブスタ種です。
別名カネフォラ種。苦みが強くて独特の香りがあるのでブレンド用として、主に使われています。
アラビカ種のように、標高1000~2000メートルの特定の高地を必要とせず、300~800mの比較的低地で栽培でき、自然災害に強く、手間も少なめ、栽培も簡単、でも苦いといった感じです(簡単で量も多いんだから当たり前だよなぁ←)
「簡単に作れるよー、でもその代わり独特の風味で苦いよ」といったところでしょうか?
インスタントコーヒーなどで良く配合されているイメージです。また、安価なブレンド缶コーヒーなどにもよく使用されています。
そのままではあまりおいしく飲めないので、ストレートのアラビカ種の補佐、縁の下の力持ち、コストダウンの役目を担う、名脇役といったところ。
決して悪い奴ではありません。助演男優・女優賞をあげてください。
まとめ
よく知らないコーヒー豆、とりあえず「アラビカ種」と「ロブスタ種」で二分されているんだな~と捉えてもらえたらオッケーです!
【当店はアラビカ種100%!】などの表示を見るたびに、「おぉ、ええ豆を使ってるんだね」みたいなイメージで見れたら、ちょっと世界が広がりませんか?
僕は広がります(笑)
ちなみに普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、先進国のぜいたく品の一つです(笑)コーヒーの生産国は、いい豆は積極的に海外に輸出し、自国はまあまあな味のコーヒー豆が流通しています。利益は流通業者が大半を占め、生産者にはそのうちのほんの僅か。
コーヒー農園の汗と涙の結晶を、普段コーヒーとして気軽に安く飲める。
そういう意味で、「儲けをちゃんと生産者に返そうぜ」ってフェアトレード運動が起きてたりしますが、それはまた別のお話。
こういう話を聞くと、美味いコーヒーを気軽に飲めるってありがたい話ですよね~。
何気なく飲んでいるものの価値が、急に上がったような(笑)
以上、アラビカ種とロブスタ種の違いの紹介でした。
・生産が難しいけど美味いアラビカ種
・簡単大量に生産できるけど苦いロブスタ種
そんな違いで覚えてください!それではまた!