【ネタバレあり】映画ハン・ソロはアリだった。
もう気温や天気も夏真っ盛りですね。
汗だくだくのざっくりです。
今回、スターウォーズスピンオフとして公開された【ハン・ソロ】、見てきました。
結果として、とても面白い冒険活劇でした。
前評判を裏切る
僕自身、最初はこの映画にあまりいいイメージを持っておりませんでした。
『スターウォーズで金儲けしようと思ってポンポン作ってるんだろ?』
『アメリカでの売上も悪いみたいじゃないか』
『ハリソン・フォード以外のハン・ソロなんてハン・ソロじゃないよ』
『ファンのアンソロジーを映像化したみたいなもんでしょ?』
と、まぁたくさんの批判めいた感情を持ってました。
けど、見てみて「これはいい!」「スピンオフもいいじゃないか!」という、手のひら返しの結果になる。それぐらい面白い映画でした。
「なぜハン・ソロがそうなったのか」という経緯が全てわかる
この映画はスピンオフです。
あとから辻褄合わせ、肉付けをするために存在する映画です。
話の流れが実に自然ですね。
『なぜ銀河一の高速船があのぐらいボロボロになったのか』
『ミレニアム・ファルコンやあのブラスターはどこから入手したのか』
『ランド・カルリジアンとは、どこでどういう風に知り合ったのか』
『ケッセルランを12パーセクとは何なのか』
そういった疑問にすべて答える素晴らしい映画となっております。
スターウォーズの魅力は宙間戦闘にあり
スターウォーズと言えば、宇宙空間でのドッグファイトが魅力の一つとしてあると思ってます。
映画の中間、その辺にドッグファイトを持ってきてます。
不思議とスターウォーズのドッグファイトにはハズレはないと思っているんですが、今作も最高です。
アレが折れたから「高火力のブラスターが付けられたんだな」とか、高速船という由来はそういうことかと分かったり、ボロボロの外観の理由だったり、船について分かるのが良かったですね。
ちょっと疑問に思った部分
最後の方ですが、『ダースモール』が出てきます。
スターウォーズエピソード1、ファントム・メナスでオビワンに切られた悪役です。
ハン・ソロが今作にて惚れている女性、キーラの雇用主として現れるんですが、時系列や関係はどうなってるんだろうとちょっと思ってしまいました。
最初に登場した時は、この映画はエピソード1前の話かと一瞬誤解してしまいましたがそうではない。
なぜならこれはハン・ソロの時代、エピソード3~4ぐらいの間でしょうか?
ダースモールはどう絡んでくるの?と思ってしまいました。
うろ覚えですが、オビワンに体を真っ二つにされた後も実は生きていて、タトゥイーンにて老年期のオビワンと再開、戦いにより絶命したことは知っています。
この映画はそのクローン・ウォーズの補完も果たしたのでしょうか?
または別の機会に出てくるのか?
そしてダースモールの部下になっているキーラは今後どうなるのか?
そこのあたりが気になるところです。
まとめ
最初こそ『あまり良くないんでしょ?』というマイナスの目線で見ていましたが、見終わってみると「楽しい!」
この一言につきます。
賞金稼ぎのボバ・フェットもスピンオフ映画が計画されていたのですが、ハン・ソロの興行収入が芳しくなかったようですべて凍結になったようです。
「スターウォーズエピソード2にて、独り身になってしまったボバ・フェットの成長物語も知りたいな」とこの映画を見て思いましたが、消えてしまった。
個人的には残念です。
僕も見る前までは「仕方なく見る」「どうせ駄作だろう?」とこの映画に対して穿った見方をしていたので、売上が芳しくなかった理由もわかる気がしますけども。
食わず嫌いをしてはもったいない。
そんな面白い映画でした。
ではでは!